2014年1月30日 イージス始まって以来の大事件!?
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2014年1月30日 イージス始まって以来の大事件!?

皆様、こんにちは。
別名「お怒りブログ」執筆担当 イージスグローバルサポート 露木です。


ちょっと聞いて下さい!先日本当にびっくりする事件(っていうのかな・・・?)
がありました。
大変な思いをされたのは、弊社に昨年7月にお申込み頂いた、就労許可証申請のM様。
そう、昨年7月。もうお付き合いは7か月になります・・・。

今年の2月からの就労の為に、7か月も前からご準備されていた、用意周到なM様です。
9月上旬に申請を済ませ、その後来た健康診断リクエストに応える形で10月に
健康診断を受診されました。

それから待つこと、3か月・・・。何の音沙汰もありませんでした。
後からご申請された、数々のResearcherの方々はどんどん結果が下りて、
皆様ご出発されましたが、M様のご申請は遅々として進みません。

マニラオフィスには何度となくお問い合わせを送りましたが、
「あなたの申請は現在順番待ちです。いつになるかは分かりませんが、
結果が出るまで待っていて下さい。」
という、いつものスタンダードリプライメールが1度来たきり・・・(-_-;)
 

実はその間、M様と同様の状況の方がいらっしゃいました。
1月6日ブログで書かせて頂いたN様(詳細はこちらをお読みください。)
N様はオンライン申請結果を待つことを諦め、入港地申請に切り替えて、
無事就労許可証を取得して入国されました。
事前にN様には、リスクがあるお話しは何度となくさせて頂きましたが、
N様独自のリサーチで同様の状況の方々が、皆問題無く入港地で就労許可を
発行してもらっているという情報を得ていらっしゃったので
あとはご本人様のご判断にお任せした形です。
結果、問題無く入国出来た訳です。


今回のM様には、こういった全ての事例とリスクをお話しさせて頂いた上で、
どのようにされるかお尋ねしましたところ、入港地申請への切り替えをご希望されました。
「多少の不安はありますが、頑張って来ます!」
とのお言葉を残して・・・。

そして迎えた、1月28日。
海外からの電話を受け取りました。
お電話されて来たのはM様。
何と、入港地で入国審査官に状況を説明したが、就労許可証の入港地申請を許可してもらえず、明日の日本に戻るフライトをブッキングされてしまったと言うのです・・・。
「えええっ~(>_<)!!!(絶句)」
何でも、「審査中の結果を待って、きちんと許可を得てから再度来なさい。」
の1点張りだったそうです。
「9月から申請しているのに一向に審査結果が出ない、とご説明されましたか?」
「何度も問い合わせしているのに、全く回答が来ないとお伝えされましたか?」
等と聞いてみても、既に空港を出され、ホテルからお電話されてきている
M様にはあまり意味も無く・・・。
4時間も足止めを食らわされたそうで、M様も大層お疲れのご様子でした。

もう、どうにもならない状況でしたので、
「では、日本に戻られましたら引き続きマニラオフィスに問い合わせてみましょう・・・。」
と言って、電話を切って10分後。
M様よりぽろ~ん、とメールが来ました。
どうやらCICのオンライン申請結果が動いたお知らせです。

慌てて確認してみたところ、何と!!就労許可証の許可のレターが届いていたのです!!
「やった~!!!」
その後、再度カナダのM様から電話が来ましたので、
「許可、出てますよぉ~(^_^)/」
となりました。

その時点でトロントは既に夜中の12時近く。
「明日、空港に行ったら、このレターを見せて下さい。」
とお伝えしました。
電話を切った後、よくよく見てみると、M様の結果が出たのは何と2時間前。
トロント空港で4時間足止めを食っていた正にその最中に結果が出たのでした。
これは、偶然なのか、空港の審査官からの連絡が行ったのか・・・。
偶然という事はまず無いでしょうね・・・(^_^;)


M様、空港を出る際には、空港スタッフから
「明日は9時に来るように。もし来なかったら警察を出動させるから。」
と、多少脅しめいたことまで言われたそうです(@_@;)
なんてことぉ~。
「あなたの政府のビザ審査が遅いからこうなったんじゃないかぁ~!!」
とお優しいM様はおっしゃらなかったのでしょうね。
 

翌日、言われた通り朝9時に空港に戻り、許可の事実を確認してもらい、
無事、日本に逆戻りせずに、カナダ入国を果たされたのでした
ほんっとうに良かった!!!
もう一度言います。
「ほんっとうに良かったです~!!!」

M様に「この件、ブログに書いても宜しいでしょうか?」と
お尋ねしましたところ、
「僕のことで良かったらブログにアップしちゃって下さい。
英語はそこまで話させないけど最後は気持ちだと書いてください()」
とのことでした。
皆様、最後は気持ちだそうですよ!!


本当に弊社始まって以来の大事件でしたが、
無事、入国が叶う結果となり、本当に良かった良かった、めでたしめでたし、です。

ただ、これで皆様にお分かり頂けたかと存じますが、
ビザが下りないからといって、出発日優先で渡航されてしまうと
本当にこういう結果になってしまうこともあるのです・・・。


大使館勤務時代も、そのように日本に戻されて、
「私はどうしたら良いのでしょうか・・・?」
と査証部窓口にいらっしゃる方、時々いらっしゃいました。

 

今後は弊社でもこの経験を活かして、ご申請者様にアドバイスして行こうと思います。
ただ、もちろん、ご申請者様を羽交い絞めにしてまで、お留めする事は出来ませんので
(このフレーズ、大使館時代、よく使いました(^_^;))
最終的にはご本人のご判断にお任せすることになるかと思います。


良い勉強をさせて頂きました。
M様、本当にお疲れ様でした。
今後のカナダでのM様のご活躍を願って止みません。

それでは今回はこの辺で。
また、お目にかかります~。

 

 

 

 


 




 



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