2012年12月25日 就活戦線開始
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2012年12月25日 就活戦線開始

 

キャリアカウンセラー加藤です。

 

メリークリスマス!

 

さてさて、マイナビ国際派EXPO2012東京ウインターが終わりました。

 

あいにくの天気の中、たくさんの就活生の皆さんが来場され、真剣に、参加企業の説明や資料に向き合っていました。

 

キャリアカウンセリングのブースにも、大勢の方がご相談に見え、夏のセミナーの時よりは、下記の様に、より具体的な質問が多かったように思われました。

 

 

- エントリーシートの書き方

 

- TOEICは、履歴書やエントリーシートに間に合わなくても、面接時に結果を言えるなら受けた方が良いのかどうか

 

- 留学で得た語学能力がビジネスレベルなのかどうかわからない

 

- 数社すでに受けたが、すべて第一面接で落ちてしまい、どうしてかわからない

 

- 希望職種がしぼりきれない、または、しぼりすぎてこれで良いのかわからなくなってきた

 

- 面接官の質問に、頭が真っ白になって、きちんとした回答ができなかった。何か対策方法はあるか

 

- 希望している職種の企業が良くわからない

 

 

さて、前回のブログでは、「自己分析」の重要性を書きましたが、今回は、次なる肝、「企業研究」についてです。

 

上記の相談でも、気が付いた事ですが、やはり「企業研究」があまりできていない学生さんが多く、それで悪循環に陥っているようです。企業研究がきちんとできていれば、エントリーシートの内容が、自分主体ではなく、企業が求める能力や資質にフォーカスして「自己PR」ができ、面接対策も可能となります。

 

明らかに、ある程度の大手企業なら、どこでも良いからひっかかれば的な姿勢は、採用側にもすぐわかります。結婚できるなら誰でも良いんですよ~なんて誰も言われたくないですよね(笑)。就職も、ある意味、結婚と同じです。相手の独りよがりな自慢なんて誰も聞きたくないし、アピールどころかひいちゃいますよね。

 

企業研究をし、その企業の何に着目したかにより、志望理由や自己PRが光ってくるわけです。OBOG訪問をする場合も、企業の特質や雰囲気の他に、具体的に採用後のキャリアパス、一年目、二、三年後、五年後はどういった仕事や責任がまかされていくのかなどを聞くと良いでしょう。最近よく言われているのが就職三年以内の離職率の高さです。いわゆるミスマッチは、就職する方にも、される方にも大きな損失となります。

 

人生は長く、いつでもやり直しはできますが、新卒採用というラッキーな状況は、人生では一度きりです。今のご時世ですから、将来転職をすることは、大いにあると思いますが、自分のライフプランにとって、経験や技術が次のキャリアにつながるような職場に出会える事が大事だと思います。

 

内定はゴールではありません。そこをしっかり見据えて、企業に熱意や意欲を伝えることが大切です。企業の求める能力と自分にギャップがある場合は、自分として、それをどう埋める努力をしてきたか、あるいはしていくつもりかなど、自分の弱点も強さに変える積極性や真摯な姿勢が、採用側の心をつかむ事になります。今や、どこの企業も安穏とはしていられませんから、挑戦する気持ちのない新卒者を雇う余裕はないと考えた方が良いでしょう。

 

次回は、面接について書きたいと思います。



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